最近、スポーツ施設や公園などに企業名がついた名前を目にすることが増えていませんか?これは「ネーミングライツ(命名権)」という仕組みで、自治体や公共施設が企業や団体に施設の名前を付ける権利を提供する取り組みです。今回は、東京都杉並区が実施しているネーミングライツの最新情報をもとに、ネーミングライツの価値や活用のポイントをわかりやすく解説します。
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区では、平成30年度に区立施設等でネーミングライツを導入し、安定的かつ継続的に行政サービスを提供するための財源確保に取り組んでいます。
ネーミングライツパートナー
🏙 ネーミングライツってどんな仕組み?
ネーミングライツとは、自治体や企業が施設に名前を付ける権利を一定の対価で取得する契約のことです。例えばスポーツ施設や公園、文化施設などに企業名やブランド名を付けることで、その名称が日常の中で使われるようになります。これは単なる広告ではなく、地域と企業をつなぐ新しい関係づくりの方法でもあります。一般的な特徴としては次のような点が挙げられます
- 公共施設やイベントなどに企業名を付ける権利を契約で提供
- 一定期間の契約と対価(料金)が設定される
- 対象はスポーツ施設、文化施設、歩道橋などさまざまに広がる
📍 杉並区のネーミングライツ募集について
杉並区では、区立施設の安定した運営のための財源確保と、地域との連携強化を目的にネーミングライツの導入を行っています。現在、次のような施設でパートナー(名称権者)を募集しています
- 杉並区松ノ木運動場
- 杉並区永福体育館
- 杉並区下高井戸運動場
- 下高井戸おおぞら公園スポーツコート
これらの施設は地域住民の健康づくりや日常のスポーツ活動に活用されている場所で、ネーミングライツを取り入れることで、施設の魅力もさらに高める狙いがあります。
過去には「TAC杉並区永福体育館」という名称のように、企業名が付いた施設名で地域に親しまれている事例もあります。
💡 ネーミングライツの意義とは?
ネーミングライツには、以下のように単なる広告宣伝以上の価値があります。
✔ 1. 広告効果・認知向上
企業が取得したネーミングライツは、施設の看板、案内表示、公式サイトやパンフレットなどに反映されます。地域住民だけでなく、イベントや利用者の目に触れる機会が増えて、ブランドの認知拡大につながります。
✔ 2. 地域とのつながり・信頼関係
公共施設の名前を企業が支えるということは、地域への貢献の姿勢を示す重要なメッセージにもなります。地域住民からの信頼や親近感が高まり、企業イメージの向上につながるケースも多く報告されています。
✔ 3. 施設の運営・サービス向上へ
ネーミングライツで得られた対価は、施設の維持管理や運営費の補填に活用され、結果として住民サービスの向上にも寄与します。自治体単独では難しい設備更新やイベント支援など、新たな取組も可能になる点が魅力です。
🌱 ネーミングライツの可能性は地域活性化にも!
ネーミングライツは広告媒体としての価値だけでなく、地域や住民、利用者との関係性を深めるツールでもあります。例えば、地元企業が地域のスポーツ施設に名前を付けることで、「自分たちの施設」という愛着が生まれ、利用者の増加や地域イベントへの参加拡大にもつながる可能性があります。
最近では、歩道橋、駅、小さな公園など…身近な場所でもネーミングライツの対象が拡大しており、中小企業でも手が届く価格帯のものも出てきています。
📝 ネーミングライツ購入を検討してみませんか?
ネーミングライツは自治体にとっては財源の確保、企業にとっては認知やイメージ向上、そして地域にとっては魅力ある公共空間づくりのチャンスです。
杉並区でも現在複数の施設でパートナーを募集しており、地域の活性化や企業の地域貢献活動としての取り組みが期待されています。普段の広告だけでなく、地域と一体となった名前を「共につくる」という視点で、ぜひネーミングライツ購入を検討してみてはいかがでしょうか。


