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明治大学では、2026年度からネーミングライツ事業を開始することとしました。
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最近、大学や自治体の施設などに企業名やブランド名が付けられる「ネーミングライツ」という言葉をよく耳にするようになりました。これは「命名権」のことで、施設の名前をお金を払って企業などが付けられる権利のことです。一般的にはスポーツスタジアムや公共ホールなどでよく見られますが、最近では教育機関でも導入が進んでいます。そんなネーミングライツについて、わかりやすくその背景や意義、効果をご紹介します。
明治大学でもネーミングライツ事業がスタート
2026年度から、明治大学 ネーミングライツ事業についてにおいて明治大学でもネーミングライツ事業が開始されることが発表されました。これにより、企業などが大学内の施設に愛称や企業名を付けることが可能になります。具体的には学生や来訪者が利用する図書館サロン、ラウンジ、食堂などを対象に、ネーミングライツ・パートナーとして名前を付けられる権利が提供されます。
この取り組みは単なる名前の掲載にとどまりません。企業側には広告宣伝の効果やブランド認知度アップのメリットが期待できるとともに、学生にとっても企業の社会貢献活動や企業文化に触れる機会が生まれるといった教育的な価値も見込まれています。
ネーミングライツの背景と意義
ではなぜ、こうしたネーミングライツが広がっているのでしょうか。大きな背景の一つが、大学や自治体の財源確保の課題です。国や自治体からの支援だけでは施設の維持や新たな取り組みの費用をまかなうことが難しいケースが増えています。そこにネーミングライツが新たな支援の形として注目されているのです。
また、ネーミングライツは「名前を付ける=応援する」という側面も持っています。単なる広告として名前が付くのではなく、地域や大学とともに歩んでいく姿勢を示すことができるのです。これは地域住民や学生からの共感を呼び、企業としての社会的な評価につながります。多くの自治体でもネーミングライツを活用して、公共施設の運営費を補填しながら地域振興につなげる取り組みが進んでいます。
実際の効果とは?
ネーミングライツを取り入れると、企業には広告効果だけでなく企業イメージの向上、地域とのつながり強化といったメリットが生まれます。例えば企業名が付いた施設を通じて、地域のスポーツイベントや文化活動に貢献することで、住民との距離を縮めることができます。これは企業の「地域貢献」の一つとして評価され、住民や利用者からの信頼につながります。
自治体が実施する例では、スポーツセンターや野球場、テニスコートなどさまざまな施設でネーミングライツを導入しており、施設名が親しみやすい名称に変わることで地域の活性化にも一役買っています。加えて、そうした収益は施設の清掃や設備改善、利用者サービスの向上といった形で地域住民に還元されます。
教育機関にとっての価値
大学の場合は、単純に収益を得るだけでなく、学生と企業との接点づくりに役立つ点が大きな特徴です。ネーミングライツを通じて企業名が大学施設に掲示されることで、大学内の他のイベントやインターンシップ情報への関心も高まり、学生の就職活動や学びのきっかけになることも期待されています。企業と学生、そして地域がつながる新たな架け橋になりえるのです。
命名権で地域とともに歩む
ネーミングライツは決して「名前を企業が買うだけ」の仕組みではありません。地域の文化や歴史、大学の教育活動といった価値ある場所に名前を付けることは、企業と地域がともに歩む姿勢を示す大きなチャンスです。
企業や団体の皆さまがネーミングライツの購入を検討することは、広告効果だけでなく「地域を応援する」「未来を支える」といった価値ある取り組みにもつながります。
ぜひこの機会に、ネーミングライツがもたらす可能性について改めて考えてみてはいかがでしょうか。

