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日の出町では、公共施設や町の魅力を高める公民連携の手法の一つとして、令和8年度からネーミングライツ制度を導入します。
日の出町ネーミングライツ | 日の出町ホームページ
近年、地域と企業が手を取り合う新しい仕組みとして注目されている「ネーミングライツ(命名権)」。これは、公共施設やイベントなどに企業名やブランド名を付ける権利のことで、単なる広告枠ではなく、地域と企業双方に価値を生む取り組みとして広がっています。
東京都西多摩郡・日の出町でも、令和8年度からこのネーミングライツ制度を導入することが発表され、町内の多様な施設に愛称を付けるパートナー(命名権者)を募集しています。
ネーミングライツって何?
ネーミングライツとは、ざっくり言うと「名前をつける権利」です。企業や団体が対価を支払い、公共の施設やイベントに自分たちの名前やブランドを付けることができます。たとえば、スポーツ施設、公園、文化ホールなどが対象になることが多いです。
広告としての効果があるのはもちろんですが、それ以上に地域の人々が親しみを持つ“新しい呼び名”をともに作り上げることで、地域とのつながりが深まる効果も期待されています。
日の出町がネーミングライツを導入する背景
日の出町では、これまでの行政だけでは賄いきれない地域サービスの充実や施設維持のための財源確保が課題となっていました。そこで、地域の魅力を高める新たな手法としてネーミングライツ制度を導入することにしたのです。
この制度によって町が得る対価は、施設の維持管理や町民サービスの向上、さらには地域経済の活性化にも役立てられる予定です。また、名称は愛称として使われるものであり、正式な施設名称は変わらない点も丁寧に説明されています。
具体的な対象と募集方法
日の出町が今回対象としているのは、やまびこホールやスポーツ広場、テニスコートから、公園や福祉センターまで多岐にわたる施設です。各施設に対して、年額の下限価格(例えばやまびこホール100万円、テニスコート25万円など)が設定され、命名権パートナーの募集が行われています。
また「対象施設をあらかじめ特定した募集型」と「提案型」の2つの方法を用意することで、企業側の自由な発想を取り入れやすい仕組みにしているのも特徴です。
ネーミングライツのメリット
広告効果と認知向上
ネーミングライツを取得する企業には、施設名や看板、イベント案内などで名前が使われるチャンスが生まれます。これは単なる広告枠以上の効果が期待でき、地域住民や来訪者の目に触れる機会が圧倒的に増えるといえるでしょう。
地域貢献とイメージアップ
名前が付くということは、「その地域に関わっている」というメッセージを強く伝えることにもつながります。地域のスポーツ施設や公園に名前を掲げることで、企業が地域の暮らしや文化を応援しているというイメージが広がり、住民との関係性が深まる可能性があります。
(他の自治体の例でも、企業が地域活動やイベントの支援で評価が高まったケースが紹介されています。)
行政の財源確保と地域サービス向上
自治体がネーミングライツによって得た財源は、施設の維持や地域サービスの充実に使われます。これは住民にとってもプラスの循環を生む仕組みです。行政の財政負担を軽くし、生活の質を高める一助にもなり得ます。
地域の未来をともにつくる仕組みへ
ネーミングライツは一見“名前を貸すだけ”と思われがちですが、地域とのつながり、活性化、交流のきっかけづくりといった可能性を秘めています。名前があることで、人々の関心が高まり、そこに愛着が生まれることも少なくありません。
日の出町では、この仕組みをきっかけに地域と企業が手を取り合い、新たな価値をつくっていくことを目指しています。もし、地域への思い入れや企業イメージ向上を図りたい方がいれば、ネーミングライツ購入をぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

