「名前」で地域を元気に!長野県の新競技場ネーミングライツ募集に見る「ネーミングライツ」の価値

自治体

最近、長野県が新しく整備中の
松本平広域公園陸上競技場(2026年9月オープン予定)の
ネーミングライツ・パートナーを募集することを発表しました。これは、施設の正式名称に企業名や商品名などの「愛称」を付ける権利を企業等に提供する取り組みです。地域の新たなシンボルとなる施設と“名前でつながる”仕組み、その背景と可能性を見ていきましょう。

※アイキャッチ画像はイメージです。


現在整備を進めている松本平広域公園陸上競技場は、令和8年9月26日にオープン予定です。

松本平広域公園陸上競技場のネーミングライツ・パートナーを募集します/長野県

ネーミングライツって何?

「ネーミングライツ」とは、公共施設や競技場などに対して、企業や団体が自らの名前やブランド名を付ける権利のこと。
権利を取得する企業等は、その対価として料金(命名権料)を自治体に支払い、代わりに施設の愛称に自社名が入る仕組みです。自治体はその収入を活用し、施設整備や運営の支援とすることができます。

簡単に言えば、
「名前をつける → 施設・地域を支える → 企業は名前を知られる」
という、仕組みを通じた“地域と企業の協力関係づくり”です。


長野県がネーミングライツを募集する背景

松本平広域公園陸上競技場は、令和8年(2026年)9月にオープンし、令和10年(2028年)に開催予定の全国的なスポーツ大会(信州やまなみ国スポ・全障スポ)の主要会場にもなる予定です。これだけ多くの人が訪れる可能性のある施設だからこそ、
ネーミングライツの募集を通じて長期的な支援や協力関係を築きたい
という意図があります。

また、募集期間は2026年2月10日〜4月10日までで、選定は応募金額だけでなく「社会貢献度」などを総合的に評価するとのことです。これは単なる広告の売買ではなく、
「施設・地域の価値を一緒に高めるパートナーを選びたい」
という考え方の表れでもあります。


ネーミングライツを導入する意義

ネーミングライツは、単に企業の名前を広めるだけの“広告手段”ではありません。地域全体にとってもさまざまな良い影響があります。

✔ 地域の施設価値の向上

名称に企業名やブランド名が付くことで、施設がより親しみやすくなったり、企業の協力でサービスや設備が充実したりするケースもあります。

✔ 地域とのつながりが深まる

企業が単に広告として名前を付けるだけでなく、
「この地域の活性化に協力したい」
という思いでネーミングライツを取得する例もあります。地域住民の目に触れることで、
企業の「地域応援」を感じてもらえる機会になります。

✔ 自治体の財源支援につながる

ネーミングライツ収入は、施設運営費や維持管理費の一部として使われます。公共の税金に頼らず、地域の財政を支える一助にもなるのです。


ネーミングライツで「応援する」という価値

ただの広告ではなく、
地域を応援したい」思いを名前に込めることができるのがネーミングライツの魅力
です。
たとえば、地元企業が「○○陸上競技場」という名前を付けることで、
・地域のスポーツ振興を支える
・子どもたちの活動を応援する
・地域ブランドと一緒に成長していく
といった価値が生まれます。

これは単なる“名前の露出”以上に、
地域と企業が一体となる象徴にもなり得るのです。


ネーミングライツ購入を検討してみませんか?

松本平広域公園陸上競技場の事例から見えてくるのは、ネーミングライツは「広告」でも「支援」でもなく、
地域とつながる新しい関係性を築くための手段
ということです。

企業や団体の皆さんにとって、地域との結びつきを強める一つの方法としてネーミングライツは十分に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
名前を通じて地域を応援することで、企業イメージの向上と地域活性化の両方に貢献できるかもしれません。

ぜひ、自社の価値や理念を地域と重ね合わせながら、
ネーミングライツ購入の可能性を検討してみてはいかがでしょうか

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